ウミガメの保護施設レポート
(2004.5.23)


  世界のいたるところで、ウミガメの卵を食べると長生きできると信じている人がたくさんいます。
なぜなら、ウミガメはたいへん長生きしますから。浜辺へ行ってウミガメの産卵のあとに卵を泥棒する人達がいますが、多くはブラックマーケットやレストランで売れるそうです。レストランでは高級食材として密かに人気があり、卵ひとつが10円くらいで売られます。そのためにスリランカでもウミガメの数が年々減り、深刻な状況になっています。


 今回、私がレポートさせていただきたいのは、Turtle Conservation Centreという民間の施設です。彼等はウミガメの保護を目的に、ウミガメの卵を確保し、フカさせ、海へとリリースする活動をしています。具体的には、地元の人達の協力してもらい、ウミガメの卵が盗まれる前に確保してもらい、お礼に1個あたり6円ほど支払います。そしてその卵をフカさせ、元気にある程度そだった後、海へリリースするという活動をしています。

資金は観光客の寄付やお土産販売の利益などです。1回の産卵で120個くらいの卵が産み落とされますので、720円くらいの収入を地元の人も得られます。もちろんブラックマーケットへ売りさばけば、もっと利益が得られますが、地元の人々もウミガメを保護して、観光客にももっときてもらいたいと願っています。

卵が産み落とされたあと、約42日たった日の夕方6時から9時くらいに、赤ちゃん亀は卵から出てきます(誕生日)。兄弟全員が出てくるまで約3日くらいかかりますが、スタッフはずっとかかりっきりです。

展示用の卵(古いもの)


 このプロジェクトは単に動物保護のためだけではなく、地域発展にも一役かっています。この施設には、多くはありませんが毎年観光客が訪れます。また、地元の小学生や大学生が見学やリサーチ、研究などのために訪れます。

 ネットにより鳥などから守られた場所に、卵を埋め(約80cm)埋まっている場所には看板がつけられ、何日目かが一目でわかります。そして卵から出てくると隣にあるプールに入れられます。プールはいくつもあり、日にちごとに分けられています。そして観光客や学生はこれらの施設を見学できます。

 

怪我をして目が見えない亀

 

生まれたばかりの赤ちゃんカメ

 

触らせてもらいました。(初体験)

 

キャプテンのMr. Chandrasiriと小生

 

以上、粗末で簡単ですが、ウミガメの保護施設レポートでした。


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